USB MicroBコネクタをいたわろう
スマホやタブレットなどに用いられるUSB MicroBコネクタ。
1万回の抜き差しに耐えるタフな設計らしいんですが、実際使ってみるとそれほど耐久性があるようには・・・(; ^ω^)
逆に繊細すぎてヘタれやすい印象さえあります。
コネクタがヘタれたらどうなるか、というと、充電なら満充電までの時間が長くなったり、USBメモリなどなら接続・切断を繰り返すようになったり、最悪断線してまったく通電しないとか、そういう状態になってしまいます(´・ω・`)
そうなってからでは遅いということをNexus7で勉強させてもらったので、ZenFone2 LaserのUSB MicroBコネクタをいたわることにしました。
で、用意したのがこちら。
WSKENのXcable for micro(USBケーブル付属)。
セット内容は、USB MicroBコネクタに挿すメタルプラグが2個と、それに接続する専用のマグネティックケーブル1mが1本、メタルプラグを抜くときに使う画鋲抜きみたいなツールが1個。
取説はありますが日本語の記載はないです。
メタルプラグが2個あるのがうれしいヽ(゚∀゚)ノ
メタルプラグとマグネティックケーブルはこんな感じになってます。
メタルプラグの5個の接点と、マグネティックケーブルの5個のポゴピンが接触することで通電する仕組み。
メタルプラグは、USB MicroBコネクタに挿したときにあまり出っ張らないよう配慮された形状になってます。
これなら挿しっぱなしでも安心。
これで何がどうなるかっていうと、Xperiaのマグネット充電みたいになるんですね(*´・∀・)(・∀・`*)ヘー
メタルプラグを外さない限り、USB MicroBコネクタに負担をかけずに充電ができる・・・これはいい!
で、早速ZenFone2 Laserに装着。
よしよし、きっちり奥まで挿せました(´∀`)
メタルプラグは、こういう具合に隙間なく奥まで挿し込まないと使えません。
つまり、USB MicroBコネクタの配置や周辺の形状によっては、使えない場合もあるということです・・・そう、Nexus7とかね(´;ω;`)
では実際使ってみよう、ってわけで充電してみました。
純正ケーブルをUSB MicroBコネクタに挿す普通の充電と、Xcableによる充電を、USB電圧電流チェッカーで比べてます。
結果はこの通り。
充電時間に大きく影響する電流が同等なのはうれしいですねヽ(*´∀`)ノ
最後に、Xcableのデメリットというか難点と思われるところに触れておきます。
- メタルプラグがきちんと挿せないスマホ・タブレットなどがある
USB MicroBコネクタ周辺の形状が平らなら大体おkですが、そうでないものは概ねアウトと思っておいた方がいいかも。
干渉するところを削って無理矢理できなくもないですが・・・ - USB MicroBコネクタが1個使えなくなる
当たり前っちゃ当たり前なんですけど、基本メタルプラグは挿しっぱなしなので、ほとんどのスマホ・タブレットなどはUSBメモリやケーブルによる外部接続ができなくなります。USB機器が使えなくなります。
USBメモリ使用可能なWiFiカードリーダーを使うなど、必要なら対策を考えときましょう。
※2015年12月06日追記※
・メタルプラグの下側(幅が狭い)とマグネティックケーブルのLED側をそろえて接続すれば、データ通信できました。
取説にも記載あったのに見逃してた・・
- マグネティックケーブルがないと何もできない
これも当たり前ですが、メタルプラグは専用のマグネティックケーブルがなければただの蓋です。
外出先で充電する可能性がある場合は、マグネティックケーブルをお忘れなく。
・・・マグネティックケーブルのみで販売してほしいなぁ・・・(ヽ'ω`) - メタルプラグ2個に対してマグネティックケーブルが1本しかない
例えば、外出先でスマホとモバイルバッテリーをどっちも充電したいなーって場合に「マグネティックケーブルがもう1本あれば同時に充電できるのに・・・ぐぬぬ」ってことになってしまいます。
・・・マグネティックケーブルのみで販売してほしいなぁ・・・(ヽ'ω`) - マグネティックケーブルのLEDが点きっぱなし
アダプタにマグネティックケーブルを挿した時点でLED点灯しちゃうので、多くの場合LED点きっぱなしです。
メタルプラグ接続してから点灯のが、接続確認的な意味も含めていいんじゃないかなぁ。 - 不良品率が高い
実はこれ2回目の購入で、1回目の購入は不良品でした(´・ω・`)
まぁ・・・中国のアキバこと深圳(深セン)製だし・・・製品の2割が不良品っていう噂がある深圳(深セン)だし・・・そういうもんだという前提で、きっちり返品・返金対応してもらえるとこで買いましょう。
ちなみにAmazonなら、問題なく返品・返金対応してもらえます。
というわけで。
不満点もありますが、これかなりおすすめです(・∀・)
USB MicroBをいたわりたいと考えている人は是非使ってみてくださいませ。
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